着物を着なくなった時にどうするか

着物が不要になったときに一番最初に頭に浮かぶのは「どこかに売れないかな」だと私は思います。

近年40代女性を中心に着付け教室などで人気があり、着物一式を安く手にしたいと思う方が増えたため、買取価格も以前よりは高くなってきているのだとか。

そこで、着物を買取に出す際に持ち込みは、どんなコツをおさえれば標準より少しでも高く着物を売ることができるのかを調べることにしました。

まず着物買取には様々な方法があります。
買取業者に直接着物を持ち込み査定してもらう方法。
インターネットなどで業者と連絡を取り家に直接きてもらう出張買取。
着物を業者に送って見積もりを出してもらうといった買取方法もあります。
上記の場合だとその業者で買取してもらうことを前提に置いたうえでの交渉のため、他の買取業者の見積もりを伺うことが困難になります。

よって、着物を直接買取業者に持っていく持ち込みの方が様々な買取価格を比較してより高い価格で買い取ってもらえるところを探すことできます。

買い取って貰うときには、ちょっとしたポイントを押さえておくと高額で売ることが可能です。

■不要と思ったら早めに買取に出してしまう。

ずっと使用していない期間があった着物でも買い取ってもらうことはかのうですが、シワや虫食いといった穴が開くのも時間の問題です。

そのため、不要と判断した場合は早めに買取をしてもらうに限ります。
シワや虫食いがあった場合の買取額は格段に下がってしまいますよ。

■シワや虫食いといった異常はそのままにしておくこと。

え?と一瞬思われたかと思いますが、修理に出してからの買取額は下がってしまうそうです。
私も驚きました。

というのも、修理に出す、出さないに関係なく買取価格は下がってしまうため、わざわざお金をかけて直さなくても良いとの判断だそう。
たとえ穴があいている着物でもアンティーク調に着物をアレンジしたい若者もいるためそれでも需要があるようです。

ですので、買取に出すと決めたら修理等は考えなくて大丈夫ですよ。

■着物の専門のお店で買取をしてもらう。

これはしっかりとした査定をしてもらうことができるためと言えます。
着物の証紙を持っている場合は、専門店の方が知識も豊富なためより高額買取をしてもらえることでしょう。

■着物の専門店を中心に持ち込み査定で見積もりをとる。

見積もりをいくつかとってもらうことは、とっても大事なことになります。
時間や労力がもったいないといった方には複数の買取業者を回るのは困難かと思いますが、もし着物の買取で持ち込みしたお店が最安値の価格だったら…と思うと後々後悔するのではないかと思います。

せっかく思い出が詰まった着物を売るのですから、少しは高値で売りたいと思うはずです。
ですので、複数のお店で見積もりを出してもらってください。

着物を買取に出すため持ち込みをする時は風呂敷に入れて運ぶもよし、着物の状態が良いようであれば木箱など元々着物が入っていた物で持っていくのもよしです。
納得の行く買取価格のお店が見つかることを願います。
着物の買取 持ち込み